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知らなかった! 日本人チベット医(アムチ)

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日本オーガニックレストラン協会(代表理事:南清貴)の設立3周年特別企画で、「小川康」さんという方のセミナーに参加してきました。
チベット医学というものがあることも、小川康さんという方もまったく知らず、予備知識なしで参加。驚きの連続!

小川康さんは、インドのダラムサラにあるチベット医学歴法学大学(メンツィカン)に、苦労の末にチベット圏以外の外国人としては初めて入学を許され、日本人の常識からは想像もできないような厳しいカリキュラムをクリアして正式に認定された、日本で唯一のチベット医(アムチ)。
セミナーでは、メンツィカン在学中の逸話などを交えながらチベット医学について紹介されたのですが、一番興味を惹かれたのは、薬草採取実習の体験談。これが、すごい!
夏の1ヶ月間、標高3000m〜4000mのヒマラヤで、キャンプしながら毎日薬草採取をするのです。怪我だけでなく時には死人が出るほどの過酷な実習。

セミナーの後、小川さんの著書『僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと』を購入。
面白い! 一気に読みました。

【同書から引用】
チベット医学は、中国医学、アーユルヴェーダ(インド伝統医学)、ユナニ医学(イスラム伝統医学)とともに東洋四大医学に数えられている。チベット仏教に根ざした精神医学であり、八世紀に医聖ユトク・ユンテン・ゴンポ(以下ユトク)によって編纂された『四部医典』(チベット語でギューシ)を教典とし、その名のとおり四つの部門から成り立っている。脈診・尿診が発達しており、生薬をもちいて治療を行い、その生薬は「アムチ」と呼ばれるチベット医がみずからヒマラヤ山中にわけいって採取してくる。アムチは『四部医典』をすべて暗誦しなくてはならない。

※この『四部医典』の暗誦がすごい。ギュースムという、卒業時の暗誦試験では、八万字の四部医典を皆の見守る中で3〜4時間、ぶっ続けで早口で暗唱するという。一種のランナーズハイのような状態になるらしい。

【小川康】
1970年生まれ。富山県出身。東北大学薬学部卒業。
1999年、インドに渡ってチベット語を学び、2001年、メンツィカン(チベット医学・暦法大学)に合格。2009年、チベット医の資格を取得し帰国。「チベット医学・薬草研修センター」を設立。2013年4月より早稲田大学・文学学術院・国際教育学修士課程に進学。
2014年より信州の上田・小諸・佐久地域の山々を舞台とした「森のくすり塾」を開塾。

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