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シャンタラム

ショッキングな内容の小説です。「シャランタム」新潮文庫(上中下)。
主人公は、武装強盗で20年の懲役刑に服していたが脱獄し、オーストラリアからインドのボンベイ(ムンバイ)に逃亡。スラムに潜伏し、無資格で住民の診療に当たる。その後、奴隷市場、臓器銀行などなど。ボンベイ・マフィアとともに行動し、アフガン・ゲリラにも従軍。薬物密輸の後に再逮捕され、残された刑期を務め上げる・・・。

実話を基にしていると聞いて、もっと驚きました。
著者は、1952年のメルボルン生れなので、私の2歳年上。すごい話です。

それから、アジア最大のスラム街、ムンバイでの生活が描かれているのですが、とても日本では信じられない話ばかり。しかし、良い悪いではなく、違う文化なんだと――そう思います。

 

2~3年前ですが、同じムンバイを舞台にした「スラムドッグ$ミリオネア」という映画がありました。
ストーリー自体も面白かったのですが、そこに描かれるスラムの様子が必見です。上空からの撮影で、どこまでも続くスラム街の屋根、屋根、屋根・・・。

この映画の原作は、「ぼくと1ルピーの神様」というタイトルで、文庫本があります。

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